今日は蒸し暑いです。外では雷が鳴っていますが雨が降らずです。
本題の越路吹雪衣装展ですが、早稲田大学の演劇博物館2階で展示されていました。展示されていることに気が付いたのが会期後期だったので前期を見落としたのが残念です。いった日は、早稲田大学のオープンカレッジと重なり、衣装展の見学者が大変多かったです。写真撮影禁止だったので素敵な衣装はお見せできませんが、どの衣装も一流デザイナーの作品ばかりで、1970年代のドレスの仕立てのすばらしさに感動しました。ビーズ、スパンコール刺繡の精密さに驚くばかりです。昔の技術者のレベルの高さにただただ驚くばかりです。舞台衣装なので、手仕事、仕立ての縫製技術を念入りに見ていました。日本のデザイナーも海外のデザイナーもオートクチュール全盛期で活躍していた年代の作品なのでどの衣装も素晴らしいとしか言えません。
新宿の文化服装学院博物館では、世界のビーズ展は現在も会期中です。世界各国のビーズ作品の中に、田川啓二さんのリメイク留袖ドレス作品を目にしました。留袖の裾の柄にビーズ刺繡を施し、見事でした。リメイク留袖ドレスでビーズ刺繡なので、古い留袖ではビーズの重さに耐えられないので、幾分か新しい留袖と思われます。
世界各国のビーズ作品が展示されていて、古いものではビーズの素材に、動物の骨を糸を通せるようにして利用しているものもありました。そういえば、動物の牙は歯などもアクセサリーするので当たり前かとも思いますが、ビーズの形に成形していて、説明文読まないと、骨からのビーズとわからないです。ビックリです。
本当は写真撮影禁止だったのですが、それに気が付かず、あまりに精巧なビーズ刺繡だったので、一枚だけ取ってしまいました。
新宿にある文化服装学院博物館、いろいろな企画を立てて展示しています。私は企画が変わるごと足を運んでいます。興味がおありでしたら、一度行ってみるといいですよ。おすすめです。